富士通のMonaka CPU:ARMv9、SVE2、3Dスタッキングを採用

2024-12-14

富士通は、2027年のリリースを予定している新型データセンター向けCPU「Monaka」を発表間近です。MonakaはARMv9アーキテクチャ、SVE2拡張命令セット、3Dスタッキング技術を採用し、中央IOダイと分離されたSRAMと演算ユニットを持つAMD EPYCシリーズに似た設計となっています。各Monaka CPUは、最大144コアを4つの36コアチップレットに分散し、2nmプロセスで製造されます。IOは12チャネルのDDR5メモリ(600GB/s以上の帯域幅)、CXL 3.0対応のPCIe 6.0、空冷に対応します。前世代のA64FXとは異なり、MonakaはHBMをサポートせず、汎用データセンター市場をターゲットとしています。

ハードウェア 3Dスタッキング