壁越しの会話がプログラマーとしての私の人生を変えた
2024-12-21
1983年、大手防衛関連企業で働いていたプログラマーは、化学の博士号取得を目指していました。ある日、隣室の「マイクロコンピューターグループ」(技術好きの管理者がいた部署)のマネージャーと壁越しに話をしたことがきっかけで、Apple IIに関する会議に招待されました。そこで、会社社長が自宅でメールを読めるように、1週間で6502アセンブリ言語でVT-100ターミナルエミュレーターを作成するという、緊急の任務を負うことになります。この経験は、彼のキャリアの方向転換、マイクロコンピューターグループへの参加、同社唯一のPCプログラマーとしての地位獲得、そして自身の会社設立へと繋がりました。何年も後になって、彼は偶然の出会い、そして人間関係がいかに人生を大きく変えたかを振り返っています。