驚くほど大量の炭素を大気外に保つ枯れ木
2025-04-14

バーモント大学の研究者らは、小川に倒れた大きな木がかなりの量の炭素を貯蔵しており、その量は時間の経過とともに増加していることを発見しました。ニューハンプシャー州とニューヨーク州での現地調査では、成熟した森林よりも古い森林の方が、小川の木材に4~5倍の炭素が蓄積されていることが明らかになりました。この研究は、森林の炭素循環における大きく古い木の重要な役割と、原生林の保護による気候変動緩和の利点を強調しています。この知見は、バーモント州の土地所有者にとって貴重な情報となり、炭素貯蔵と自然な気候変動対策を組み込んだ持続可能な土地管理の実践に役立ちます。
(phys.org)