3億5000万年前の爬虫類の足跡、進化の歴史を書き換える

2025-05-22
3億5000万年前の爬虫類の足跡、進化の歴史を書き換える

オーストラリアの科学者たちは、約3億5000万年前の爬虫類の足跡を発見しました。これは、これまで知られていた最古の足跡よりも3200万年古く、脊椎動物が海から陸へ移行した速度が、従来考えられていたよりもはるかに速かったことを示唆しています。この足跡は、鉤爪のある足を見せており、この動物が完全に陸生に適応していたことを裏付けています。なぜなら、鉤爪は完全に陸生になった動物にのみ進化した特徴だからです。この爬虫類は、体長約80センチメートルで、現代のオオトカゲに似ていたと考えられます。この驚くべき発見は、初期の脊椎動物の進化に対する我々の理解を大きく変え、地球上の生命の歴史に関する重要な洞察を提供します。

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