Rustにおける構造化エラー:トレードオフの評価
2025-06-01
この記事では、Rustアプリケーションにおいて、構造化エラー(例:`thiserror`の使用)と`anyhow`のメリットとデメリットを考察しています。大規模なRust Webサーバーの保守経験に基づき、著者によると、カスタムエラー型はコード量と保守コストが増加する一方で、以下のような大きな利点があります。関数の潜在的な失敗モードを明確に示し、コードの可読性とレビューを向上させること、より記述的なインターフェースを作成すること、冗長なエラーメッセージを回避すること、コンテキストの追加を強制すること、追加データと機能を許可することです。しかし、デメリットとしては、コード量の増加、ネーミングの課題、保守オーバーヘッド、潜在的なパフォーマンスの問題などが挙げられます。著者は、トレードオフはケースバイケースで評価する必要があると結論付けており、大規模アプリケーションでは、構造化エラーの利点がコストを上回る可能性があると示唆しています。
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