テスラ販売急落：巨人は転落するのか？

イーロン・マスクがテスラに注力し直したにもかかわらず、深刻な販売低迷に直面している。第1四半期、世界のEV販売が伸びているにも関わらず、テスラの販売台数は前年同期比で数万台減少した。4月の数字はさらに悪く、欧州と中国で大幅な販売減少となった。5月の数字にも大きな改善は見られなかった。ドイツ、英国、イタリアの登録データによると、テスラの販売台数は前年比で20～45％減少した一方で、EV全体の販売台数は増加している。中国市場では、低価格で豊富な機能を備えた中国ブランドとの激しい競争に直面しており、販売台数は15％減少した。これは、EV業界の巨人であっても、大きな市場の課題に直面していることを示している。