クノッソス遺跡、古代ローマのワイン詐欺の可能性を示唆
2025-06-14
クレタ島クノッソス遺跡の発掘調査で、ローマ時代のクレタ島のワイン生産者が、高級甘口ワインであるパスムの生産において手を抜いていた可能性を示唆する証拠が見つかりました。ワイン生産と輸送施設の発掘では、アンフォラ、充填台、大型混合ボウル、蜂の巣など、多くの遺物が発見されました。クレタ島は紀元前2170年からワイン生産の歴史がありますが、ローマの征服後、生産量は急増し、クレタ島の甘口ワインは評判とされる薬効から非常に人気がありました。しかし、クノッソス遺跡での発見は、生産者が生産のスピードアップとコスト削減のために蜂蜜を加え、消費者を欺いていた可能性を示唆しています。それでも、ローマに輸入されたクレタ島ワインの膨大な量から、ローマの人々は現代の消費者ほど、そのワインの真正性にこだわってはいなかったと考えられます。
(phys.org)
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