Software 3.0:LLMの台頭とプログラミングの未来
2025-06-18
Andrej Karpathy氏のYCでの講演は、ソフトウェアの進化、Software 1.0(手書きコード)からSoftware 2.0(ニューラルネットワークの訓練)、そしてSoftware 3.0(プログラム可能な大規模言語モデル、LLM)へと続く軌跡を描いています。彼はLLMを新しいタイプのコンピューターになぞらえ、コンテキストウィンドウをメモリとして、自然言語でプログラミングすることを説明しています。LLMは多くのアプリケーションで大きな可能性を秘めている一方、幻覚、認知的欠陥、セキュリティリスクなどの課題も残っています。Karpathy氏は、部分的に自律的なアプリケーションを構築することの重要性を強調し、人間の監督の下でLLMの超能力を活用し、その弱点を克服する必要があると述べています。将来、LLMは新しいオペレーティングシステムとなり、ソフトウェア開発に革命を起こし、プログラミングを民主化し、LLM駆動型イノベーションの波を引き起こすと予想されています。
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