ローマの十二面体:宇宙の象徴か、謎めいた杖か?
2025-07-16

1739年の発見以来、ローマの十二面体は考古学者を悩ませ続けています。ローマ帝国北西部の州で発見されたこの12面体の青銅製の物体は、その用途が謎のままです。武器、装飾品、計測器など、さまざまな説が提唱されてきましたが、決定的な証拠はありません。最近の研究では、宇宙を象徴するものであり、プラトンやピタゴラスの哲学、そしてドルイドの伝統に関連している可能性が示唆されています。ドイツの女性の墓で骨製の棒と一緒に発見された十二面体は、この説を裏付けるもので、象徴的な杖の飾りとして取り付けられていた可能性があります。したがって、ローマの十二面体は、宇宙全体を包含する護符を表しているのかもしれません。
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ローマの十二面体