細胞にも記憶力?記憶の定義への挑戦
2025-08-05
NYUの神経科学者ニコライ・ククシュキンは、神経細胞と腎臓細胞の両方が、神経伝達物質のバーストパターンを区別し、最長1日続く記憶を形成できることを発見しました。これは、非神経細胞でさえパターン認識と記憶を実行できることを示唆しており、従来の神経科学における記憶の定義に挑戦するものです。この研究は、細胞の記憶形成が刺激の間隔に関連していることを示しており、間隔を空けた刺激の方が持続的な記憶を形成しやすいという結果が出ています。これは、動物の記憶形成メカニズムと類似しています。また、この研究は、科学界に長年存在する認知バイアス、つまり記憶を行動の変化の観察に限定し、細胞レベルの記憶メカニズムを無視するというバイアスを明らかにしています。
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細胞記憶