禁書目録の終焉:4000冊の禁書とその物語

2025-08-13

1948年、カトリック教会は『禁書目録』(Index Librorum Prohibitorum)の最終版(第32版)を出版しました。1559年の初版以来、異端、道徳的欠陥、性的な露骨さ、政治的な不正確さなどの理由で禁止された約4000冊の書籍が掲載されています。エラスムス、ヴォルテール、サルトルといった著名人の名前も含まれており、デカルトやカントといった神を信じる哲学者も含まれています。主に司祭向けに意図されたこの目録は、教会による思想統制の長い歴史と、知的な自由への制限を反映しています。

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