Waylandを用いた組込みLinuxにおけるroot権限不要のQtアプリケーション実行
2025-08-17
組込みLinuxシステムでは、Qtアプリケーションがroot権限で実行されることが多く、セキュリティリスクとなります。この記事では、Yoctoで構築されたシステムでWaylandを使用して、Qtアプリケーションをroot権限を持たないユーザー(weston)として実行するソリューションについて説明します。WestonとQtアプリケーションのサービスユニットを変更し、`XDG_RUNTIME_DIR`と`WAYLAND_DISPLAY`環境変数を設定することで、Waylandサーバーとクライアントが同じソケットファイルを使用するようにし、セキュリティを強化し、EUサイバーレジリエンス法に準拠します。主な手順としては、weston.serviceとweston.socketのユーザーとグループの変更、そしてweston-init.bbappendでweston-client環境ファイルの生成があります。これにより、Qtアプリケーションをroot権限なしで実行できます。
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