Intel BIOSに潜む謎の8x19フォント
2025-08-18
この記事では、IntelマザーボードのBIOSに見られる非標準の8x19フォントの起源を探る著者の道のりを詳しく説明しています。Intel AN430TXボードのBIOS POSTスクリーンショットから始まり、著者は初期のIntelボード(AN430TXやAL440LXなど)が標準の8x16フォントとは異なるカスタムの8x19フォントを使用していたことを発見します。謎を解き明かすため、著者はBIOSイメージのデコードを試み、巧妙な方法で成功します。これにより、初期のBIOSバージョンにおけるフォントの存在が明らかになり、スペース節約のために文字列モジュールと巧みに統合されていることがわかります。さらに調査を進めると、このフォントが異なる時代、異なるBIOSメーカー(AMIとPhoenix)、そして後のEFIシェルでも使用されていたことが判明します。著者は、BIOSメーカーではなくIntelがフォントのソースであると推測し、ディスプレイ技術の発展における役割を分析しています。
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