JWST、これまでで最も遠い巨大渦巻銀河を発見
2024-12-31
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を用いて、天文学者たちは、これまでに見つかった中で最も遠い超巨大渦巻銀河である「朱龍(Zhúlóng)」を発見しました。この見事な渦巻銀河は、明確に定義された渦状腕を持ち、その質量は天の川銀河に匹敵し、ビッグバンからわずか10億年後に形成されました。研究によると、中心部は静止状態にある一方、円盤部では依然として活発な星形成が行われていることが示されており、朱龍は移行期にあることを示唆しています。この発見は、初期宇宙における銀河形成に関する既存のモデルに疑問を投げかけ、成熟した銀河がこれまで考えられていたよりもはるかに早く出現した可能性を示唆しています。
(phys.org)
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