アルゼンチンのミレイ大統領、軍事独裁政権の犠牲者を追悼する博物館を閉鎖

2025-01-16
アルゼンチンのミレイ大統領、軍事独裁政権の犠牲者を追悼する博物館を閉鎖

アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領の政府は、1970年代から80年代にかけての同国の残虐な軍事独裁政権の犠牲者を追悼する数十の博物館を閉鎖し、激しい反発を招いている。これらの博物館は、数万人の労働者や若者の拷問、失踪、殺害を記録していた。閉鎖は、この暗い歴史の章を抹消しようとする試みと見なされ、国際的な非難を浴びている。「記憶、真実、正義」を求める抗議活動が全国で発生し、過去の残虐行為が繰り返される可能性に対する深い怒りと恐怖を浮き彫りにしている。