デルタ航空機の進入によりSpaceXファルコン9ロケット打ち上げが直前中止

日曜日の朝、SpaceXファルコン9ロケットの打ち上げが、離陸11秒前にデルタ航空機の進入により緊急中止されました。ライブ中継では、管制室から「ホールド、ホールド、ホールド！」と繰り返し叫ぶ声が聞こえ、11秒で打ち上げは中断されました。調査の結果、ロサンゼルスからホノルルに向かうデルタ航空のボーイング767が、ファルコン9ロケットの発射場であるヴァンデンバーグ宇宙軍基地の上空を飛行していたことが判明しました。アメリカ連邦航空局（FAA）は、管制官がデルタ航空機に飛行制限区域への進入を許可した経緯について調査を行う予定です。このニアミスは、SpaceXのスターシップロケットの爆発事故から数日後の出来事です。