中国の「人工太陽」、核融合で新記録:1006秒間プラズマ閉じ込め
2025-01-24

中国の実験先端超伝導トカマク装置(EAST)、通称「人工太陽」が、核融合エネルギー研究において画期的な成果を達成しました。過去最高の1006秒間、高閉じ込めプラズマ運転を維持し、2023年にEAST自身が樹立した403秒の記録を更新しました。この偉業は、クリーンで事実上無限のエネルギー源である核融合エネルギーの利用に向けた重要な一歩です。加熱システムの安定性、制御システムの精度、診断システムの改良が成功の要因です。このブレークスルーは、中国の核融合研究におけるリーダーシップを示すだけでなく、よりクリーンなエネルギーのある未来への希望を与えてくれます。