Salt Typhoon:米国の制裁にも関わらず、通信事業者への攻撃を継続
2025-02-15

Recorded Futureによると、中国政府と関係があるとされるハッキンググループSalt Typhoonは、米国の制裁にも関わらず、通信事業者への攻撃を続けている。2024年12月から2025年1月にかけて、5社の通信事業者が侵害され、その中には、英国の大手通信事業者の米国子会社や、イタリア、南アフリカ、タイの通信事業者も含まれる。Salt TyphoonはCisco機器の脆弱性を悪用し、ミャンマーのMytel社のインフラについても偵察を行った。大学も標的にされており、研究へのアクセスを狙った可能性がある。米国財務省がSalt Typhoonと関係があるとされる四川久信和網絡科技有限公司に制裁措置を講じたものの、Recorded Futureは攻撃が継続すると予測している。
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