列挙型における「その他」の落とし穴:バージョン互換性とオープンエンドな列挙型

2025-03-02
列挙型における「その他」の落とし穴:バージョン互換性とオープンエンドな列挙型

この記事では、C++の列挙型において「その他」の値(例えばWidgetFlavor::Other)を使用することの潜在的な問題点を論じています。新しい列挙値を追加する際に、それらの値をどのように処理し、古いバージョンのコードとの互換性を維持するかが課題となります。著者は、「その他」の値を避けて列挙型をオープンエンドにすることを推奨しています。これにより、プログラムが未知の値を独自に処理できるようになり、バージョン互換性の問題をエレガントに解決できます。新しい列挙値を追加する際の混乱を防ぎ、新旧コード間のスムーズな移行を保証します。