セロリ化合物、白髪予防に効果を示す

名古屋大学の研究者らは、セロリ、ブロッコリーなどに含まれるフラボノイドの一種であるルテオリンが、白髪を効果的に抑制する可能性を発見しました。マウス実験では、ルテオリンの局所塗布と経口投与の両方で白髪の発生が減少。毛包におけるエンドセリンとその受容体の量を改善することで、メラノサイト幹細胞の機能を高めることが分かりました。有効性と安全性を確認するためには、ヒトでの臨床試験が必要ですが、この研究は白髪予防の新たな可能性を示唆し、局所用薬や経口サプリメントの開発につながる可能性があります。