AppleのC1モデム：低消費電力、同等の性能

iPhone 16eで初登場したApple独自開発のC1モデムは、従来の5Gチップと同等の性能を、大幅に低い消費電力で実現しています。実験室環境と地下鉄などの実世界でのテストで、C1はQualcommのモデムと5G速度で互角でありながら、平均消費電力は約24％低いことが示されました。iPhone 16eは、iPhone 16と比較して5Gビデオストリーミング時間が53分長くなりました。iPhone 16eはバッテリー容量が大きいものの、この結果は、Appleの独自開発シリコン設計による大幅な電力効率の向上を示しており、ライセンス料の節約だけにとどまりません。この成功は、AppleがC2モデムを開発しているという報道も裏付けるものです。