FSF、Neo4jのAGPLv3ライセンス紛争に介入
2025-03-09
フリーソフトウェアファウンデーション(FSF)は、Neo4j, Inc.とPureThink, LLC.の間の訴訟において、法廷助言書を提出しました。中心的な問題は、Neo4jがGNU AGPLv3ライセンスと両立しない商用制限条項(Commons Clause)をソフトウェアに追加したこと。FSFは、GNUライセンスは、ソフトウェアの4つの自由と矛盾する制限をユーザーが削除することを許可していると主張しています。2023年11月のNeo4jへの差止命令書の後、Neo4jは問題のファイルを削除し、GNU AGPLv3ライセンスの下でのソフトウェア提供を停止しました。これは、FSFの立場を暗黙的に認めたことになります。FSFの助言書は、GNUライセンス作成におけるFSFの意図を明確にし、ソフトウェアの自由を守るためのFSFの取り組みを強調しています。
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