カリフォルニア州山火事で使用された消火剤から重金属が検出
2025-04-06

最近のカリフォルニア州の山火事をうけ、LAistはUSCの研究者と協力して、パリスデーズとイートンでの山火事で使用された消火剤MVP-FXのサンプルを検査しました。その結果、鉛、ヒ素、カドミウム、クロムなどの有害な重金属が検出されました。製造元のPerimeter Solutions社は、そのレベルはEPAの制限値以下であり、自然発生のものであると主張していますが、安全データシートにはその情報が記載されていません。カリフォルニア州消防局とアメリカ森林局は、現場で採取されたサンプルの汚染の可能性を理由に、この結果を退けました。この調査は、消火剤の安全性と透明性に関する懸念を引き起こし、消防隊員や一般市民の健康リスク、および水生生態系への長期的な環境影響を浮き彫りにしています。