量子理論への挑戦:3次元空間で「パラ粒子」は存在できるか?
2025-04-12

数十年にわたり、物理学者たちは、基本粒子はボソンとフェルミオンの2種類だけだと考えてきました。この考えは、主にDHR定理とその前提に基づいています。しかし、新たな研究により、3次元空間で「パラ粒子」と呼ばれる第3の種類の粒子が存在する可能性が示唆されました。これらの粒子は、粒子が場所を入れ替える際に変化する隠れた内部状態を持っており、その変化は測定時には消えてしまいます。この発見は従来の量子理論に異議を唱え、量子コンピューティングや凝縮系物理学の研究に新たな道を拓きます。