キュリオシティローバー、火星で大量の炭素堆積物を発見
2025-04-18

NASAのキュリオシティローバーは、火星のゲールクレーターにあるシャープ山の大量の炭酸塩堆積物を発見し、過去の炭素循環を示唆しています。この発見は、かつて火星がより厚い大気を持ち、生命を維持できた可能性があるという説を裏付けるものです。研究者らは、火星の気圧が低下するにつれて、二酸化炭素が岩石に変わり、気温が下がり、最終的に居住性が失われたと考えています。この発見は、火星の気候変動と居住可能性を理解する上で重要な手がかりとなり、地球外生命体の探求に新たな道を拓きます。
(phys.org)
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