地球近傍で巨大な不可視分子雲を発見

2025-05-02
地球近傍で巨大な不可視分子雲を発見

天文学者たちは、地球からわずか300光年離れた場所に、Eosと名付けられた巨大な分子雲を予想外に発見しました。月の幅の約40倍、太陽質量の約3400倍という大きさで、従来の方法では検出できない特徴的なシグネチャを放出するのに十分な一酸化炭素を含んでいないため、これまで隠されたままでした。研究者たちは、韓国のSTSAT-1衛星に搭載されたFIMS-SPEAR分光器で観測された、水素分子から放出される遠紫外線光を用いてEosを検出しました。Eosの近接性は、星と惑星の形成を研究する絶好の機会を提供します。