赤外線サーベイで第9惑星候補を発見
2025-05-03

23年間にわたる2つの深宇宙赤外線サーベイで、これまで見つかっていない第9惑星の候補が発見されたとする新たな研究が発表されました。この天体が実際に第9惑星である場合、海王星よりも質量が大きく、太陽からの距離は地球の700倍になります。研究チームは、IRASとAKARI衛星のデータを用いて、時間経過に伴うわずかな位置変化を示す天体を探索し、最終的に候補天体を特定しました。確認にはさらなる観測が必要ですが、この発見は第9惑星の探索を再び活気づかせ、その起源や軌道力学に関する興味深い疑問を提起しています。