53年間の旅を終え、ソ連の金星探査機がインド洋に落下
2025-05-13

1972年に打ち上げられたソ連の金星探査機コスモス482号は、53年間地球を周回した後、5月10日にインド洋に落下しました。ロケットの故障により金星への到達は失敗し、地球周回軌道にとどまりました。大気抵抗によって最終的に落下し、正確な落下地点はまだ不明ですが、インドネシア近海と推定されています。この出来事は、増加する宇宙ゴミ問題を浮き彫りにしています。増加する人工衛星やデブリは、将来の再突入と潜在的な損害のリスクを高めます。
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人工衛星再突入