フロリダ州のpython駆除戦争が驚異的な節目へ
2025-06-17

フロリダ州における侵略的外来種であるビルマニシキヘビとの戦いが、驚くべき節目へ到達しました。サウスウエストフロリダ保全協会は2013年以降、20トンものニシキヘビを捕獲し駆除しており、その中には過去最高の6300ポンド(約2858kg)が含まれています。比較的狭い200平方マイルの地域からのこの大量の捕獲は、7800平方マイル以上に広がる広大なエバーグレーズ生態系における問題の深刻さを浮き彫りにしています。推定では、数万匹のヘビが生息していると考えられています。これらのヘビは在来の野生生物を激減させ、85種の鳥類、哺乳類、爬虫類を捕食しています。協会の成功は、交尾期にメスを探すオスのヘビに無線追跡装置を取り付けるなど、技術革新によるものです。この積極的なアプローチにより、2万匹以上のヘビの卵が孵化するのを阻止しました。長期的なモニタリングも有望な結果を示しています。進展があったものの、ニシキヘビは生息域を拡大しており、フロリダ州の生態系への継続的な脅威となっています。
(phys.org)