カスタム型を使ってGo言語のよくあるバグを防ぐ

2025-07-25
カスタム型を使ってGo言語のよくあるバグを防ぐ

Go言語開発において、異なる意味を持つ整数、文字列、UUIDを混同すると、分かりにくいバグにつながります。この記事では、シンプルながらも効果的な手法を紹介します。それは、異なる意味を持つデータに対して、それぞれ異なる型を定義することです。例えば、AccountIDとUserIDでそれぞれアカウントIDとユーザーIDを表すことで、コンパイラが型が合わない場合にエラーを報告し、エラーを防ぎます。著者は、自身の気象計算ライブラリlibwxでこの手法を実践し、float64などの汎用型を使用することで発生するエラーを回避しています。これはシンプルながらも、見過ごされがちな重要な手法です。