室温で高純度量子状態を実現:量子センシングにおけるブレークスルー
2025-08-07

チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)の研究者らは、室温で光ピンセットを用いて3つのナノメートルサイズのガラス球を浮遊させることに成功し、量子センシングにおいて大きなブレークスルーを達成しました。驚くべきことに、球の運動の92%が量子効果に起因しており、量子現象の観測に通常必要とされる極低温は不要となりました。この高純度量子状態は、医療画像や高精度な航法システムなどへの応用を目指した量子センサの開発を促進します。
(phys.org)
テクノロジー
量子センサ