Linuxカーネルメンテナの苦境:技術的負債とコミュニティ参加
2025-02-14
ベテランLinuxカーネルメンテナのTheodore Ts'o氏がメールでカーネルメンテナンスの課題を詳述しています。メンテナは全能ではなく、「細い青線」としてコードの品質維持に努めていると指摘。貢献者はコードが受け入れられると消えてしまうことが多く、メンテナは後始末をせざるを得ない状況です。Ts'o氏は開発チームにコミュニティへの積極的な参加を促し、短期的な目標だけでなく、コード品質の共同維持を訴えています。Rust for Linuxをコミュニティ参加の好例として挙げつつ、信頼関係構築とコードメンテナンスの負担軽減にはさらなる時間が必要だと述べています。
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