オープンソースAI定義をめぐる論争がOSI理事会選挙を揺るがす

2025-03-08
オープンソースAI定義をめぐる論争がOSI理事会選挙を揺るがす

オープンソースイニシアチブ(OSI)の2025年理事会選挙は、昨年10月に発表されたオープンソースAI定義(OSAID)を巡る論争に巻き込まれている。候補者Luke Faraone氏の応募締め切り違反による却下は、OSIのコミュニケーションとプロセスの透明性に関する議論を巻き起こした。手続き上の問題に加え、OSAID自体もオープンソースコミュニティの主要関係者から強い反対に直面しており、Richard Fontana氏やBradley Kuhn氏といった著名な人物は、オープンソースAIの正式定義を5~10年間延期すべきだと主張している。選挙は継続中で、OSAIDの未来は不透明だ。