パレスチナ人大学院生逮捕：政治抗議がビザ危機に発展
2025-03-10
イスラエル反対デモで重要な役割を果たしたコロンビア大学の大学院生、マフムード・ハリール氏が、米国移民税関捜査局（ICE）に逮捕された。当局はハマス支援を理由に、彼の学生ビザとグリーンカードを取り消した。この逮捕は、トランプ政権による学生政治活動の弾圧のエスカレートと見なされ、言論の自由と政治的報復に関する議論を巻き起こしている。ハリール氏は学生デモの主要交渉担当者であり、ソーシャルメディアでの活動について大学から懲戒処分を受けていた。この逮捕は、キャンパスにおける反ユダヤ主義への対応を理由に、コロンビア大学への資金削減を脅迫したトランプ政権の動きとも関連している。