ハイブリッドマイクロキャパシタ、小型デバイスのエネルギー貯蔵に最適なソリューションを提供

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者らは、エネルギー貯蔵容量と放電速度のバランスをとる亜鉛イオンマイクロキャパシタ（ZIMC）を開発しました。これは、マイクロバッテリーとマイクロスーパーキャパシタの両方を特定の面で凌駕します。このデバイスは、新規の3D電極構造と材料選択により、高い面積電力密度と長いサイクル寿命を実現し、ウェアラブル、医療用インプラント、IoTデバイスなどの用途に適しています。現在、高価な金電極を使用していますが、チームは商業化に向けた費用対効果の高い代替案を探っています。このハイブリッドアプローチは、次世代オンチップエレクトロニクスのコンパクトで効率的なエネルギー貯蔵ソリューションを提供します。