OpenBSDのディスクI/Oパフォーマンス:スレッド数が多い方が良いとは限らない
2025-06-08

この記事では、fio(1)を使用して、1TB Crucial P3 Plus SSDのOpenBSD 7.7上でのランダムリード/ライトとレイテンシのパフォーマンスをベンチマークしています。結果は、OpenBSDのI/Oは良好にスケールするものの、最適なポイント(6~8個の同時ジョブ)を超えると、競合とCPUオーバーヘッドのためにパフォーマンスが低下することを示しています。Linuxと比較して、OpenBSDはNVMe書き込みにおける同時実行に対してより敏感です。また、過剰なスレッドがデスクトップの応答性に大きく影響することも示されています。今後のテストでは、USBストレージにも拡張される予定です。
開発
I/Oパフォーマンス