1億2000万年前のシロアリの糞が、オーストラリアの極地森林の秘密を明らかにする

2025-06-20
1億2000万年前のシロアリの糞が、オーストラリアの極地森林の秘密を明らかにする

科学者たちはオーストラリアのビクトリア州で、1億2700万年前のシロアリの巣の化石を発見しました。これは、これまで発見された中で最古のシロアリの巣であり、恐竜時代の最大の巣の一つかもしれません。化石化した丸太の中の六角形のシロアリの糞と、それより小さいダニの糞の分析から、比較的温暖な極地の気候(約6℃)であったことが示唆されています。この発見は、過去の極地森林に対する理解を覆し、これらの生態系におけるシロアリの重要な役割を浮き彫りにしています。

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