世界的なプラスチック汚染条約交渉が行き詰まる

2025-08-15
世界的なプラスチック汚染条約交渉が行き詰まる

ジュネーブで、プラスチック汚染を終わらせるための世界的な条約交渉が終了に近づいているが、プラスチック生産の抑制の是非をめぐって各国が行き詰まっている。最新の草案は、問題のあるプラスチック製品の削減、リサイクル可能なプラスチック製品のデザイン改善、廃棄物管理の改善に焦点を当てているが、生産の制限やプラスチックに使用される化学物質への対処には至っていない。ノルウェーなどの国々は、生産制限を含む包括的なアプローチを提唱している一方、石油・ガス生産国やプラスチック業界は生産制限に反対している。条約の範囲と定義に関する意見の相違が依然として残っており、結果が不透明で、さらなる交渉が必要となる可能性がある。

テクノロジー 環境条約