東芝Visicom COM-100:70年代後半のカラーゲーム機
2025-01-19

1977年、東芝は成長著しい家庭用ゲーム機市場に着目し、RCA Studio II技術をベースにしたVisicom COM-100を発表しました。このゲーム機はStudio IIの5つの内蔵ゲームに加え、独自の4色表示システムによるカラー表示を革新的に採用しました。記事ではVisicom COM-100のハードウェアアーキテクチャ、メモリマップ、そして野球、相撲、スロットマシンなどのゲームを含む2つのゲームカートリッジ(CAS-130とCAS-141)について詳細に説明しています。高価格にもかかわらず、Visicom COM-100の技術的改良と日本のゲーム市場への影響は注目に値し、特に当時の画期的なカラー表示技術は特筆すべき点です。