Asahi Linuxが巨大言語モデル(LLM)の使用を禁止

Asahi Linuxプロジェクトは、コード、ドキュメント、エンジニアリング上の意思決定などに関わるあらゆる貢献において、巨大言語モデル(LLM、本文中では「Slop Generators」と呼ばれる)の使用を禁止しました。この禁止は、以下の懸念に基づいています。1. 知的財産権リスク:LLMのトレーニングデータには著作権のある資料が含まれている可能性があり、LLMによって生成されたコードを使用することで権利侵害となる可能性があります。2. リソースの無駄:LLMのトレーニングと推論には膨大なリソースが消費されます。3. LLMの限界:LLMは出力の正確性を保証できず、誤った情報を生成しやすいです。Asahi Linuxは、LLMは適切なソフトウェアエンジニアリングツールではなく、その使用は法的および技術的なリスクをもたらし、貴重なリソースを無駄にするものであると主張しています。
続きを読む