Racketマクロを用いたApple WatchとiOSアプリ間の通信の簡素化

2025-02-17

Apple Watchアプリの開発には、iOSアプリとの通信処理が含まれます。著者はRacketマクロを用いてドメイン固有言語(DSL)を定義し、WatchConnectivityフレームワークの複雑さ(メッセージのエンコード、デコード、メッセージハンドラの作成など)を処理するSwiftコードを自動生成します。これにより、多くの定型コードが不要になり、保守性と信頼性が向上します。メッセージの種類とハンドラを定義することで、DSLはSwiftの列挙型、構造体、メッセージ送信関数、メッセージ処理プロトコルを自動生成し、開発プロセスを大幅に簡素化します。

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インディーデベロッパーがRacketとSwiftを使ってPodcastプレーヤーを作成

2025-01-27

インディーデベロッパーが、RacketとSwiftを使ってiOS用Podcastプレーヤー「Podcatcher」を開発し、App Storeで公開しました。Podcatcherは、イコライザー、無音部分のトリミング、可変速度再生などの機能を備えています。無料、広告なし、トラッキングなしで、ローカルファーストを重視した設計です。開発者は、開発過程でRacketやいくつかのオープンソースライブラリに対する改良(XMLライブラリの性能向上、HTTPライブラリの301/302リダイレクト処理の改善など)についても説明しています。デバイス間の同期やUIの改良は今後のリリースで予定されていますが、現時点でも十分なリスニング体験を提供します。

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開発 iOS開発