小さくても大きい:AI時代の一人向け開発
2025-08-17
AI支援プログラミングの時代において、小さく、個人的なアプリケーションを作るコストは劇的に下がりました。著者は、自身の経験を元に、いくつかの小さなツール開発の話を語ります。100人程度のプライベートなSlackワークスペース、母親にポストカードを送るシンプルなアプリ、母親に薬の服用を電話でリマインドする小さなプログラムなどです。これらはスケールすることを目指したものではなく、自分自身や少人数のグループの特定のニーズを満たすものです。著者は、真の贅沢は速度やコストではなく、開発を止める自由にあると主張します。小さく、便利で、完全に自分だけのものを作ることに集中し、大きくなりすぎて崩壊するまで成長させる必要性から解放されるのです。規模を重視する世界において、『これで十分』と満足できる静かな喜びがあります。
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