プログラミング言語の根本的な欠陥:データ対オブジェクト論争
2025-08-21

著者は、既存のプログラミング言語がデータとオブジェクトの扱いにおいて根本的な欠陥を抱えていると主張しています。データ(例えば整数1)とオブジェクト(同一性と可変性を持つエンティティ)を区別する必要があると指摘しています。多くの言語は両者を明確に区別できず、コードの肥大化や設計上の課題につながっています。著者は、理想的な言語は開発者がデータまたはオブジェクト表現を明示的に選択し、適切なサポートを提供できると考えています。本稿では、JavaとHaskellを例に、オブジェクト指向言語と関数型言語におけるデータとオブジェクトへのアプローチを比較し、Erlangの利点を分析しています。結論として、プログラミング言語の設計において、データとオブジェクトをより明確に区別することで、効率性とコードの質を向上させるべきだと訴えています。
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