高用量ビタミンD、初期MSにおける疾患活動を大幅に抑制:臨床試験

2025-03-25
高用量ビタミンD、初期MSにおける疾患活動を大幅に抑制:臨床試験

JAMAに掲載されたフランスの研究によると、2週間ごとに10万IUの経口コレカルシフェロールを服用することで、臨床的に孤立した症候群と早期再発寛解型多発性硬化症における疾患活動が大幅に減少することが明らかになりました。316人の参加者によるランダム化比較試験では、高用量ビタミンD群の疾患活動率はプラセボ群よりも有意に低くなりました。この研究は、特に標準治療へのアクセスが限られている地域において、ビタミンDが安価で忍容性の良い治療選択肢となる可能性を示唆しています。

テクノロジー 多発性硬化症 ビタミンD