遠方銀河の酸素発見が初期宇宙理論に疑問を投げかける

2025-03-20
遠方銀河の酸素発見が初期宇宙理論に疑問を投げかける

アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)を用いた天文学者たちは、これまで確認された中で最も遠い銀河であるJADES-GS-z14-0で酸素を検出しました。この銀河からの光は地球に到達するまでに134億年かかり、宇宙がわずか3億歳の頃の姿を見せています。予想外に大量の酸素という重い元素が発見されたことは、この銀河が予想以上に化学的に成熟していることを示唆しており、「幼児」ではなく「10代」であることを意味します。これは初期宇宙における銀河形成に関する既存の理論に疑問を投げかけ、銀河の進化速度の見直しを促すものです。

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テクノロジー 銀河進化 ALMA望遠鏡

世界で最も暗い澄んだ空が巨大産業プロジェクトによって脅威にさらされる

2025-01-12
世界で最も暗い澄んだ空が巨大産業プロジェクトによって脅威にさらされる

世界で最も暗く、最も澄んだ空を誇るチリのアタカマ砂漠のパラナル天文台が、深刻な脅威に直面しています。AES Andesが計画する巨大な産業複合施設は、港湾、アンモニアと水素の生産工場、そして数千基の発電ユニットを含んでおり、天文台からわずか5~11キロの場所に建設される予定です。この近接性により、光害と大気乱流のために、天体観測に修復不可能な損害が発生します。このプロジェクトは、画期的な発見をもたらした既存のパラナル天文台だけでなく、世界最大の次世代超大型望遠鏡(ELT)も危険にさらしています。ESOは、人類共通の遺産であるこのかけがえのない暗い夜空を守るため、プロジェクトの移転を強く求めています。

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