WHOIS廃止:gTLD登録データはRDAPへ移行

2025-03-17

2025年1月28日より、登録データアクセスプロトコル(RDAP)が、廃止されるWHOISサービスに代わり、汎用トップレベルドメイン(gTLD)の登録情報の主要な情報源となります。RDAPは、国際化対応、安全なデータアクセス、信頼できるサービス検出、差別化されたデータアクセスといった点で、WHOISよりも優れた機能を提供します。インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)によって開発されたRDAPは、2019年以降、ICANN認定登録機関によって利用されています。

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RDAP:WHOISプロトコルの後継が中心舞台へ

2025-02-13

35年以上、ドメイン名登録データへのアクセス標準として利用されてきたWHOISプロトコル(ポート43)は、標準化の不足、国際化対応の不足、セキュリティの問題など、多くの制限があるため、段階的に廃止されつつあります。IETFによって開発されたRDAPはその代替として登場しました。WHOISの欠点を解消するために設計されており、ICANNは2019年8月26日までに、すべてのgTLDレジストリとレジストラがRDAPをサポートすることを義務付けました。技術的な実装はほぼ完了しており、次のステップは、RDAPのサービスレベルを保証するために、レジストリ契約とレジストラ認定契約を修正することです。ICANNは、RDAPへの移行と世界的な認知度向上を継続します。

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